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柏病院

脳神経外科学講座
TEL:03-3433-1111
(内線:3461)
FAX:03-3459-6412

はじめに
主任教授 阿部俊昭よりご挨拶

われわれの施設では脳神経外科全般にわたって広く治療経験を有しております。年間手術件数は約400例で、脳腫瘍、脳血管障害、脊椎脊髄関係がそれぞれ100例程度、頭部外傷、小児先天奇形、その他のものが合わせて約100例となっております。 特に脊髄空洞症については当科としての手術症例がこの10年で200例を超え、世界で有数の治療経験を生かした十分な医療を提供できると自負しております。 他にも脳腫瘍では特に髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腫瘍、神経膠腫など、脳血管傷害では未破裂動脈瘤や脳動静脈奇形、海綿状血管腫など、脊椎脊髄関係では変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍など、また、てんかんの手術治療や水頭症、二分脊椎、頭蓋顔面奇形などの小児疾患にも力を入れております。

さて、一つの病気に対して、その治療法は一つきりではありません。 医学は日々進歩し、疾患によっては治療にあたりたくさんのアプローチ方法が存在します。 私どもは、私どもが考えるベストの治療方法をご提案させて頂きますが、同時に、他の手段についても必ずお伝えするよう心がけております。 それは、人は誰でもそれぞれに家庭的、社会的背景をもち、それぞれに病気に立ち向かう哲学をもっていると考えるからです。 ご自分にもっとも適した治療法を、ご自分で選択して頂くのが最良の方法と考えるからです。 その意味で、いわゆるセカンドオピニオンとして一度こちらを受診されてから他の施設にご意見を求められても構いませんし、他の施設から二つめの意見をということで当科を受診された場合には当方としての意見をきちんとお伝え致します。 医療を行う側と受ける側、どちらが主体ということではなく、患者も医師も、その他医療にかかわるすべての人びとが共にチームを組んで歩んでいく姿こそが理想であると考えます。 「パートナーシップ」、これが私どもが考えるこれからの医療のキーワードです。

主任教授 阿部俊昭