武井先生の論文が第43回日本脳腫瘍病理学会学術集会の学会賞を受賞しました。
受賞論文は、頭蓋内原発悪性リンパ腫について病理学的に検討したもので、極めて固いPrimary central nervous system lymphoma (PCNSL)の手術症例を自身が経験したのをきっかけに執筆されたものです。この極めて稀な“固い”PCNSLの実態を究明すべく、本論文では、“固い”PCNSL群とそうでない群にて免疫組織染色での比較・分析が行われました。本分析および知見が、今後PCNSL患者の免疫療法のさらなる発展に寄与する可能性を示しました。