小児脳神経外科

頭蓋変形

頭蓋変形

前頭部や後頭部の斜頭など左右差がみられるものや、短頭蓋や長頭蓋など左右対称の頭蓋変形があります。原因は頭蓋骨縫合早期癒合症といった病的な頭蓋変形と向き癖や寝癖による頭蓋変形に分けられますが一見すると区別がつかないこともあり頭部レントゲン検査や頭部CT検査が必要になることもあります。

頭蓋骨縫合早期癒合症

頭蓋の発育が障害されて頭蓋狭小や変形をきたす疾患です。頭蓋内圧亢進所見の有無や発達評価、顔面骨の変形の有無などを評価して治療適応を判断します。形成外科と連携して治療を行います。

位置的頭蓋変形症

向き癖や寝癖による頭蓋変形です。まずはご自宅で向き癖、寝癖の矯正を行っていただくことが重要です。ご自宅での矯正が困難または効果が乏しい場合はヘルメット矯正治療を行います。治療期間は約6ヶ月で向き癖によって突出した部分を抑えて扁平化した部分は空間を作って伸ばしていきます。当院では生後4ヶ月頃から治療可能で、遅くとも生後8ヶ月までに開始することを推奨しています。ヘルメットの概要に関しては各企業のホームページを参照してください。


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